北大とニコンが共同開発 腰痛が見えるベルト

tv 話題を読み解く「コリンニュース」 tv

 
腰痛が見た目でわかるウエストに巻くベルトが開発されたそうです。
北海道大学大学院情報科学研究科の田中孝之准教授の研究グループが、
精密機械大手ニコンとの共同研究で行ったものです。

厚生労働省の国民生活基礎調査でも、日本人が訴える症状のうち最も多いのが腰痛となっています。
日常生活で腰痛にならないようにしたいと思っていても、どのような動きが
腰痛につながるのかは分かりづらいものですよね。
客観的なデータが分かると腰痛を軽くする工夫がしやすくなります。
北海道大学の研究グループでは、この問題を解決するために腰の部分の骨の位置や
動きから腰への負担をリアルタイムにわかるようにするシステムの開発に取り組んだのです。

そして開発された”腰痛を「見える化」”できるベルト。
柔らかい素材でできていて、センサーによって腰回りの姿勢がどうなっているか察知しながら、
腰への負担を自動的に計算できます。
リアルタイムで計測できるので、負担や動きに応じて警告も出せます。

研究グループでは、介護施設で使ってもらって、長時間にわたって介護士の腰への
負担を計測して記録することに成功しています。

介護施設に限らずさまざまなシーンでの用途も広がりそうなこのベルト。
腰に負担のかかる業務の軽減や人員の配置など、労働環境の改善に役立つほか、
腰痛が起こるメカニズムについても、重要なデータを提供してくれそうです。